お知らせ
ピアノフェスティバル2022サカエ楽器大会 審査員講評
1月23日(日)東部市民センターで開催された
ピアノフェスティバル2022サカエ楽器大会で
審査員の先生方より講評をいただきましたのでご紹介いたします
■玉田 裕人先生
演奏者の皆様、本当にお疲れさまでした。
日頃の成果を発揮できた人、できなかった人、演奏を終えて色々な気持ちの人が
いると思います。演奏というものは日々変わってくるものです。場所やその日の
気持ちなどによっても左右されてきます。コンクールなので結果は出てしまいますが
一人ひとりが精一杯音楽と向き合っているのが伝わってきてうれしかったです。
これからもいろいろな曲に挑戦し、何を表現したいか、どのような音をだしたいかを
常に考えながら、自分自身の音楽や表現を磨いていってください。
続けていくことが大事だと思います。
■石原 佳世先生
総合的に皆さんとてもよく弾けています。各曲へのアプローチも個性が生かされて
先生方の日々のご苦労やご成果がうかがえました。
幼児部門・・・まだレッスン経験の少ない方ばかりと思いますが、姿勢、音のきき方、
弾き方など、皆さんしっかり注意をして演奏できていました。
A部門・・・舞曲が課題曲に目立ちましたので、各々の特徴がどのくらい表現できているか
という点に注意が向いたように思います。拍感が大変大切になりますので、
体で感じることを指に伝えていけるように。今後を楽しみにしたい演奏が
たくさんありました。
B部門・・・拍感はこの部門でも大変気になりました。強拍と弱拍の扱いについては
個人の講評にも書かせていいただいた通りですが、日本の音楽には元来
なかった要素のため、これはとても大きな課題です。又、ソナタ形式など
様式についても理解を深めながら表情を豊かに演奏してもらえたらと感じました。
C部門・・・難曲が多い部門でしたが一人ひとりが積極的に表現できていました。
より高度なテクニックも必要となると思いますが自分に合った表現を見つけて
自信をもって演奏してもらえていたように思いました。
D部門・・・音色の美しい演奏が多く、長くレッスンを続けてこられた成果を感じました。
益々の成長も楽しみです
玉田先生、石原先生、ありがとうございました。
先生方が個々に書いてくださった講評用紙は、後日、出演者さまのお手元へ
お渡しできるよう、ただいま準備しておりますので、もうしばらくお待ちください。
担当の先生よりお受け取りください。
1月25日 サカエ楽器