春日井市の楽器販売、音楽教室、各種カルチャースクール
サカエ楽器

0568-31-0660 営業時間:月-金曜10〜19時/土曜10~17時
インターネットでのお問合わせ インターネットでのお問合わせ

社長ブログ

2021.8.7

心頭を滅却すれば、火もまた涼し


連日猛暑が続きますがいかがお過ごしでしょうか。

先日、とある会の早朝例会というのがありまして朝7時から坐禅をして(といっても椅子に座ってですが)卓話を聞いてきました。正直なところ会社が始まる前からお寺さんへ行ってというのはどうも気乗りがしなかった訳ですが、行ってみれば意外にも気分爽快。参加して良かったと思った次第。寺の副住職の卓話の中で出てきたのが今日のブログのタイトル、名僧快川紹喜の「安禅不必須山水 滅却心頭火涼」(安禅は必ずしも山水をもちいず、心頭を滅却すれば火も自ずから涼し)の言葉です。甲斐武田家の菩提寺、恵林寺を取り囲んだ織田軍が放った火に包まれながら唱えたと言い伝えられているこの言葉、私も会社の中で普段しょっちゅう使っていて何か上手くいかないと「何でそうなるかというと精神が弛んどるからそうなるんだわ、心頭を滅却すれば火もまた涼し」と偉そうに言って社員から嫌われておりますので住職の話にはピンと反応してしまいました。データ、ITの時代に何を言っとるんじゃといわれそうですが、最近オリンピックなど一流のアスリートの試合をみても最後にものをいうのは精神力、集中力やないかと思ってしまう私。古いんでしょうね。

雑念だらけの私から申し上げられる言葉はこれくらい。

暑さと流行病に滅却されてしまいそうな毎日、どうぞ皆様ご自愛くださいませ。